・大久手5号墳(おおくてごごうふん)
墳丘:帆立貝式古墳(墳長推定約38m)
葺石:あり(円礫)
周濠:あり
出土遺物:円筒埴輪・須恵器
築造時期:5世紀後半
戦後の大久手池の拡張工事により、後円部の南側が削られています。後円部1段目の幅広の平坦面で、少し間隔をあけて並べられた埴輪列が見つかっています。

現在の様子
・東大久手古墳(ひがしおおくてこふん)
墳丘:帆立貝式古墳(墳長約39m・後円部径約27m・前方部長約12m)
葺石:あり(円礫)
周濠:あり
出土遺物:円筒埴輪・朝顔形埴輪・須恵器
築造時期:5世紀末
後円部1段目の平坦面ではすき間なく並べられた埴輪列が見つかりました。この場所は、円筒埴輪は突帯が2条めぐる3段構成のもので、須恵器と同じく灰褐色で硬く焼成されているものが目立ちます。

東大久手古墳測量図

円筒埴輪

現在の様子