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しだみ古墳群の古墳

・白鳥塚古墳(しらとりづかこふん)国史跡

墳丘:前方後円墳(墳長約115m・後円部径約75m・前方部長約43m)
葺石:あり(角礫と円礫)
周濠:あり
出土遺物:土師器・須恵器(築造後のもの)
築造時期:4世紀前半
愛知県下第3位の規模を誇り、県内で最初に造られた大型前方後円墳です。墳丘の形は、後円部に比べて前方部が細くかつ短いのが特徴で、大王墓の奈良県柳本行燈山古墳に似ています。後円部頂部に石英が敷かれ、斜面の葺石の上には多量の石英がまかれ、墳丘が飾られていました。石英で白く輝いていた外観が、白鳥塚の名称の由来となったと言われています。

白鳥塚古墳とヤマトタケルをめぐる伝説
ヤマトタケルが伊吹山の賊を征伐に行く途中、伊吹山麓でヘビに足をかまれた。傷口がたいへん痛く、川で足を洗っていたところ、一羽の白鳥が現れた。ヤマトタケルは白鳥に尾張まで連れて行ってくれと頼んだ。ヤマトタケルをのせた白鳥は、尾張の東谷山の麓に着いたところで死んでしまった。ヤマトタケルはその場所に白鳥を葬ったが、その墓が白鳥塚と言い伝えられている。
『東春日井郡誌』より
白鳥塚古墳測量図
白鳥塚古墳出土の石英
現在の様子
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